【開催報告】ESAKAミュージックストリート2023

音楽屋通り

2023年11月13日(月)~17日(金) 開催報告

街路樹のイルミネーションが年々進化して、LEDがキラキラと瞬いています。イルミネーションとストリートミュージックを同時に楽しめるのは、この期間だけのスペシャルです。今年も沢山の方に聴いて頂き、楽しんで欲しいと思います。道行く方から、「今年もやってるのね~」「去年も楽しかったワ~」とお声がけ頂くと、とても嬉しくなります。江坂に素敵な音楽が根付くよう、頑張ります!

[開催場所]
(1)カリーナ江坂 東急ハンズ&東急REIホテル西出入口
(2)カリーノ江坂 東急ハンズ南出入口

■11月13日(月)

先週の11月10日(金)にエスコタウンのイルミネーションが灯って、最初の「ESAKAミュージックストリート2023 ~音楽屋通りVol.11~」が開催されました。今年は、過去3年間と違い行動制限のない中で行われるミュージックストリートとなりました。本日はカリーノ江坂西出入口1箇所での開催です。夕方の4時からの開催で、開始時間はまだ明るい時間帯ですが、時とともに周りも暗くなる一方で、エスコタウンのイルミネーションも輝きをましてきました。ただ、先週までは11月では観測史上最高気温とか何日連続夏日とか言っていたのですが、本日からは急に真冬になったかの天気でした。

おおやちたかひろ
本日はスタイルがそれぞれ違う「弾き語り」の方々です。今回のトップバッターはおおやちたかひろさんです。おおやちさんは昨年もトップバッターと出演されました。オリジナルの曲を中心に30分間心温まる歌声を聴かせてくれました。

 

うちゃ。
次に登場されたのは、うちゃ。さんです。彼女は経験も少ないなか頑張ってくれました。最後はこの日のために作ったオリジナル曲「かすみ草」を披露してくれました。今後の活躍を期待したいと思います。

 

白神貴志
3番目に登場したのは、白神貴志さん。本日「弾き語り」の皆さんが揃った中、唯一のピアノでの弾き語りでした。最後はオリジナル曲を歌って会場を盛り上げてくれました。


あおきみき

吹田市在住、いつもはお姉さんのカホーンとの演奏が多い「あおきみき」さん。今回が初めてのミュージックストリート参加です。。ガットギターを使ってBossa Novaを歌うというスタイルで活動。今回はソロでのご出演となり、ボサノバの名曲「イパネマの娘」を披露してくれたり、「ケセラセラ」「蘇州夜曲」から「きよしこの夜」まで幅広く、世界と季節を感じる歌声でした。


月森亜加音

月森亜加音さんは吹田市在住です。吹田市内のホテルで結婚式を挙げたそうで吹田愛を感じます。ブルース/ロックフィールばっちり憧れのボーカリストという評判通りの方でした。普段のおしゃべりとは声質が変わります(笑)。バラードもルーツとなる音楽が色濃く表れ、聴いている私共は我に帰れます(笑)。とてもハスキー、そしてパワフルな一面も兼ね備えるシンガー、今回も素晴らしい歌声を聴かせてくれました!!


常陸淳

この日のラストは常陸 淳さんです。出身は佐賀県の唐津市になります。普段は「少年ピース」という二人組で活動していますが、本日はソロです。オリジナルソングに交えてクリスマスソングを歌ったりと、寒い年の瀬が近づいてくるなと感じることができました。曲間のMCも本当に楽しいおしゃべりが続きます。イベントの内容、周りへの感謝、実際のサウンド等、アーティストも見てほしいプレーヤーですね。

■11月14日(火)

うちゃ。
江坂公園の東側、キャットミュージックカレッジ専門学校2年生の「うちゃ」さん、数年離れているので面識は最近ですが、おおやちさんの後輩さんです。いつも音楽とステージを楽しんでいるスタンスで飾らない性格に好感が持てるシンガーソングライター。オリジナル曲も増え、本当に優しい歌声を持つ、巣立ちを待たれている期待のシンガーです。


三原一族

楽曲クリエイターの三原淑治氏が、ストレートなジャズギターを弾くプロジェクト。Wベースの三原脩氏、ピアノの三原和子氏、全員が「三原」、しかしながら親戚ではないというお決まりのMCも笑えます。アルバム「CONSPIRACY」も快調ですが、今回は、誰もが知るスタンダードをご用意。3名で爽やかな、そして軽やかなスイングを聴かせて頂けました。


カララコット

鍵盤ハーモニカ『デミー』とガットギター『ケイトミー』によるインストゥルメンタル・デュオ。個々の演奏活動の傍ら、2019年より路上演奏を中心に活動開始。現在は主に関西のライブハウス、野外イベントに出演。ジャンルにとらわれない自由な発想で創られた楽曲の数々を、愉しくも怪しく、穏やかながら突拍子もないパフォーマンスで届けてくれました。


おおやちたかひろ

初日11/13に引き続き14日にも演奏下さいました。オリジナルの曲を中心に伸びやかな高音と心温まる歌声、学生時代から手に馴染んだGibson J-45は本当に力強いサウンドで心地良い響きの演奏でした。


中村凌

クラシック、ポップス、アニソン等、今の若者らしいジャンルを好み自由な発想とそれ表現する技術を持ち合わせたピアニスト。演奏する1曲の中に本人がその場でひらめく色んな音楽要素を融合していきます。この日は、比較的判りやすく街角を意識して流れるようなメロディ、「あっ、あの曲・・・」というふうに途中でドンドン入ってくる楽しさ満載!!ふたつのステージは、なんとも豪華な「街角ストリートピアノ」でした。

 

■11月15日(水)

堤之大輝・清舩正好ギターデュオ
「清舩正好」さんは15歳でギターを始め、「堤之大輝」さんは5歳でピアノを始め、14歳でギターを始め、音楽専門学校に入学し、共にジャズギターを箕作元総氏に師事。プロとして演奏活動を始め、現在はライブバー、イベントでの演奏、講師等幅広く活動しておられます。演奏に向かう集中力のすごさに、道行く方は目の前を通らず迂回をしてくださるほどでした。


おとぐらし

お二人の息もピッタリ、綺麗なハーモニーがエスコタウンに響きます。谷さんは、ギターを弾きながら歌うフォークっぽいアプローチ、栗林さんは、ピアノを弾きながら叫ぶロックボーカリストのような立ち振る舞い。バランスがとれたオリジナル曲はホント素晴らしいです。男性デュオとして感性度高いユニットですが、今年いっぱいで一旦グループとして活動休止とのこと。また帰ってきてくださいね。


正垣雄治

超絶テクニシャンベーシスト「正垣雄治」。彼の織りなすグルーブはジャンルの垣根を越え時に優しく、時に力強く、通行人も思わず足を止めてしまうインパクトでした。普段は、ミュージシャン活動以外にも、音楽専門学校など講師を務め、後進の育成にも励んでいるとの事。

 

カララコット
路上演奏よりスタートした、鍵盤ハーモニカ(ピアニカ)+ガットギター(クラシックギター)からなる「カララコット」。カフェミュージックを想わす柔らかな風のように、まるでパリのカフェを感じさす印象的な演奏でした。

 

■11月16日(木)


JUGEN
トップバッターの「JUGEN」さんは、これまでに何度も何度もESAKAミュージックストリートに出演頂いています。ファンの方が開演前から詰めかけて、真ん前の特等席を確保されていました!バイオリンとギターという珍しい組み合わせですが、美しい音色が響き渡ると、道行く人も自然と足が止まり、素敵な音楽に耳を傾けて頂きました。オリジナルの曲を沢山演奏して頂き、来月12月発売予定のアルバムからも何曲かご披露して頂きました。この日は3ステージをこなし、最後の最後まで熱い演奏を聴かせてくれました。


SATORUJAPAN

「SATORUJAPAN」さんも、ESAKAミュージックストリートの常連の出演者です。
1人でリズム、コード、ソロを弾いて音を重ね、まるで複数人で演奏しているかのように聞こえます。楽器を演奏しながらヴォーカルまでこなす、マルチプレイヤー!道行く人も、立ち止まって聴きたい欲求と、家路に急がねばならない思いとが葛藤しているようでした。


Smash Bit

「Smash Bit」さんは、ヴォーカルのMANAさんとギター(本当はベース)の上原周平さんのお二人のユニットで、今回初出演して頂きました。
幅広いレパートリーをお持ちで、ファレルウィリアムの「HAPPY」から、和ポップス、石川さゆりの「天城越え」まで!ご披露いただきました。「天城越え」では、何人もの方がスマホで動画撮影されるなど、大注目でした!「ハンズに買い物に来ただけやけど、聴いて行くワ~」と言ってノリノリで手拍子までしてくれたオジ様、ありがとうございます。


岩田晶+森本優子

「岩田晶+森本優子」さんも、もう名物のお二人です。本当はベースの先生だという岩田さんは自作のトライアングルをご披露いただきました。材料はコーナンで買って、自分で曲げて製作したとの事。ポルトガルやブラジルの珍しい音楽を、フルートやアコーディオン、ヴォーカルなど、様々なアレンジで聴かせてくれました。岩田さんは学校の先生でもあるので、途中でチョコチョコ講義が入ります。ステージ名を「岩田講座」にしても問題無い(!?)くらい、音楽も聴けて知識も増える、素敵なステージでした。本当は1ステージ目と2ステージ目の間に休憩時間を取っていたのですが、「続けてやっちゃおう」という事になり、1時間以上もぶっ通しでステージをしてくれました!

各会場には、今年もキャットミュージックカレッジ専門学校の学生さんたちが、PAの管理・調整に付いてくれています。演奏場所の設営から音響チェック、ステージが終わればサッと機材を片付けてくれます。寒い中何時間も外での作業、本当にありがとうございます。

 

■11月17日(金)

5日目は最終日の金曜
この日「カリーノ江坂 西出入口」と「カリーノ江坂 南出入口」の2会場で行いました。
大槻ゆいさん、Chululuさん、キサクモトフサさんと真木毅さんのデュオ、PONGEEさんの4組が 両会場に出演。
少し雨に降られましたがギャラリーも集まり、「飲みに行く前に、1曲聴いていくわ。いいね。」という会社員の方など、週末のLIVEを楽しんでおられました。


大槻ゆい

2020年10月11日THEカラオケバトル【KARAOKE WORLDCHAMPIONSHIPS 2020日本代表決定戦】国民投票2位!!
本当に魅力的な歌声で聴き入ってしましました。


Chululu

アコーディオン、アコースティックギター、アイリッシュバウロンの3人によるアコースティックユニット。
アイルランドのトラッドミュージックをベースに、日々の暮らしに寄り添う音楽をテーマに演奏活動をしていて、軽快なアイルランドミュージックに合わせて踊る人もいたり皆さん楽しんでいました。


キサクモトフサ 真木毅 duo

ギターとウッドベースのJazz演奏とイルミネーションがちょうど合って、このままここで座ってホットラムでも飲みたくなるような最高の気分を味わえました。


PONGEE

「PONGEE(ポンジー)」関西中心に活動する男性2人組のアコースティックデュオ。
2017年1月よりユニットでの活動を本格的に始める。2018年12月に梅田クラブクアトロでの200人ワンマンライブを成功させる。2019年には東京・大阪・京都の三都市ワンマンツアーを開催。優しい歌声と広がる世界観に皆さんうっとり聞き入ってました。

 

[主催]江坂企業協議会
[協力]
江坂企業協議会 催事委員会
(株)大日電子
大阪創都学園
サニーストンホテル
東急REIホテル
三菱UFJ銀行
オフィスHANEDA
ハートランド江坂ビル
アームジョブユナイテッド(株)
グリーンホスピタルサプライ(株)
(株)アン・ディ・フロイデ
三功(株)
[後援]
吹田市