ESAKAミュージックストリート2022開催報告

音楽屋通り

2022年11月14日(月)~18日(金) 開催報告

イルミネーションが降り注ぐ、エスコタウン。点灯式が終わり、5日間続いたストリートイベントの報告です。
行き交う方々が、それぞれの会場で足を止め、ほんの一時を過ごされ、応援の声等、アットホームで自然な音楽が流れるストリート。演奏者自身が楽しんでいる風景と風のように流れゆく音楽空間。しかし、コロナの影響下、ソーシャル・マスク・消毒というポイントを、しっかり確保しながら持続可能な音楽空間をお届けしました。

[開催場所]
●ビーロット江坂(旧パシフィックマークス広場)階段下広場
●カリーナ江坂 東急ハンズ&東急REIホテル西側入り口

■11月14日(月)

■少しご紹介!! 初日は、チョット「弾き語り」の方々に集まってもらいました。
初日の11月14日(月)は、ビーロット江坂での開催で、16:00から6組のアーティスト達が
出演してくれました。出演者は、「おおやちたかひろ」さん、「勝詩」さん、「KYOHEI」さん、「おとぐらし」さん、「月陽」さん、「ふじわらよしひろさん」でした。
今回で3回目となるESAKAミュージックストリート、お客さんも「あ、またここで音楽祭してる。」
「去年聴いて楽しかった。今年も聴けるのね。」と楽しみにしてくれていたご様子。この場所でのイベントが、地域の皆様にも定着してきているようで、とても嬉しいです。

おおやちたかひろ
「おおやちたかひろ」さんは、何度もこのESAKAミュージックストリートに出演して頂いています。
今回はトップバッターとしてオリジナルの曲を中心に、30分間心温まる歌声を聴かせてくれました。
おおやちたかひろ 公式Twitter:https://twitter.com/oyctkhrrr

勝詩
今回初出演の「勝詩」さん、(かつしさんと読みます)香川県の小豆島出身のシンガーソングライターです。
笑顔弾けるパワフルな歌声で、まさかの「瀬戸の花嫁」を歌ってくれました。MCも面白く、帰り道だった人の足を止める程。子供たちも自転車を停めてじっと聴いてくれました。
勝詩公式HP:https://oliveislandmusic.jimdofree.com/

キャプテンKYOHEY
「KYOHEY」さんも、今回初めて出演して下さいました。高槻市では超有名な方とのこと、筆者は高槻市在住なので、リサーチが足りませんでした・・・反省。帽子に缶バッジを沢山付けておられて、とても個性的!語るように歌う、力強いメッセージ性の歌を聴かせてくれました。
キャプテンKYOHEY公式HP:https://c-kyohey.localinfo.jp/

おとぐらし
ツインボーカルユニット「おとぐらし」のお二人には、これまでに何度もご出演頂きました。ピアノとボーカルの息の合った二人、催事委員会の男性委員も、二人の歌声の大ファンです。たくさんの方がお二人の歌声に聞き入っていました。
おとぐらし 公式Twitter:https://twitter.com/otogurashi

月陽
月陽さん(つきようさんと読みます)も、今回初出演です。本日唯一の女性のボーカル&ギターでした。とてもリリカルで素敵な歌声で、優しい歌を聴かせてくれました。毎月1回、阪急高槻市駅の高架下広場で開催される「音のわLIVE」にもご出演されているそうです。
月陽公式FB:https://facebook.com/100034311559802

ふじわらよしひろ
この日のラストは、「ふじわらよしひろ」さんが飾ってくれました。神戸を中心に活躍されているシンガーソングライターです。爽やかな歌声と、聞き入ってしまう歌詞で、20時頃の遅い時間にもかかわらず、たくさんの方が聴いて下さいました。
ふじわらよしひろ公式HP:https://fujiwarayoshihiro.jimdofree.com/

■11月15日(火)

■哀愁ある音 「鍵盤ハーモニカ」
この日は、鍵盤ハーモニカプレーヤー2名が5つのステージを行いました。楽器は流行的なものがあるモノですが、この鍵盤ハーモニカは、もっと色んな人々が興味を持ってもらえる楽器だとも思っています。音色が素晴らしい、なのに最初から音が出る、持ち運びが手軽等、大人気のウクレレにも匹敵する楽器だと思います(Smooth JJ/カララコット)。関西で有名な二人が初めて会った日にもなりました。そして、関西ギタリストから注目されているギタリスト堤之大輝さんと清舩正好ギターデュオの演奏。新しいスタイルをもつギタリストと王道モダンジャズギタリストとの成長を確認できるセッションを聴くことができました。



カララコット
鍵盤ハーモニカ『デミー』とガットギター『ケイトミー』によるインストゥルメンタル・デュオ。個々の演奏活動の傍ら、2019年より路上演奏を中心に活動開始。現在は主に関西のライブハウス、野外イベントに出演。ジャンルにとらわれない自由な発想で創られた楽曲の数々を、愉しくも怪しく、穏やかながら突拍子もないパフォーマンスで届けてくれました。
カララコット 公式Twitter:https://twitter.com/kalala_kotte

Smooth JJ
哀愁漂う鍵盤ハーモニカが中心のSmooth JJ。今年も織野ナオ(鍵盤ハーモニカ)、重松真美(ピアノ)、三原淑治(ベース)、佐々木治(ドラム)の4人が、流れるような演奏を披露。音数控えめですが、本当に必要な音が素直に飛び込んでくるアレンジは絶品。サンタナのヒット曲「哀愁のヨーロッパ」を鍵盤ハーモニカがリードする演奏は、メロディを歌い込める本当に素晴らしいリードセンスだと思います。また、聴きたい~!!

堤之大輝・清舩正好ギターデュオ
「清舩正好」さんは15歳でギターを始め、「堤之大輝」さんは5歳でピアノを始め、14歳でギターを始め、音楽専門学校に入学し、共にジャズギターを箕作元総氏に師事。プロとして演奏活動を始め、現在はライブバー、イベントでの演奏、講師等幅広く活動しておられます。演奏に向かう集中力のすごさに、道行く方は目の前を通らず迂回をしてくださるほどでした。

おおやちたかひろ
大阪在住のシンガーソングライターの「おおやちたかひろ」さん、歌を歌っているときは全力疾走。オリジナル曲の「大恋愛」の熱唱に「私もこんな時代があったなあ」と思って足を止める方々もおられました。実は小学生の女の子から学習帳にサインを求められるくらい対象年齢に制限なし!のイケメンアーティストなのです。
おおやちたかひろ 公式Twitter:https://twitter.com/oyctkhrrr

■11月16日(水)

■ミュージックストリートがパリのシャンデリゼ通りに!?
三日目を迎える「ESAKAミュージックストリート2022」。イルミネーションも街になじみ、行き交う人達にも少し早いクリスマスを感じさせる雰囲気が漂う1日でした。

平湯咲月
軽快なピアノ演奏に、透き通る歌声を聞かせてくれた「平湯咲月」。関西を中心に全国で活動する彼女は、アコースティックYouTubeグループ「Atelier Marble」でも活躍中。爽やかなサウンドは街全体に元気を与えてくれました。

平湯咲月 公式HP:https://satsuki39.amebaownd.com

カララコット
路上演奏よりスタートした、鍵盤ハーモニカ(ピアニカ)+ガットギター(クラシックギター)からなる「カララコット」。カフェミュージックを想わす柔らかな風のように、まるでパリのカフェを感じさす印象的な演奏でした。
カララコット 公式Twitter:https://twitter.com/kalala_kotte

正垣雄治
超絶テクニシャンベーシスト「正垣雄治」。彼の織りなすグルーブはジャンルの垣根を越え時に優しく、時に力強く、通行人も思わず足を止めてしまうインパクトでした。普段は、ミュージシャン活動以外にも、音楽専門学校など講師を務め、後進の育成にも励んでいるとの事。
正垣雄治 公式HP:https://www.masagakiyuji.com

PONGEE
「PONGEE(ポンジー)」関西中心に活動するアコースティックデュオ。ユニット名の由来は、「なんでもスポンジのように吸収」とのことで、奏でるサウンドは力強さの中に優しさを感じさせる幅広い世界観が印象的でした。
PONGEE 公式HP:https://pongee.jimdosite.com

■11月17日(木)

■「ESAKAミュージックストリート2022 ~音楽屋通りVol.11~」もいよいよ4日目を迎えました。
この日も会場は「ビーロット江坂」と「カリーノ江坂」の2会場です。カリーノ江坂は、イルミネーションが点灯していることもあってとてもキラキラしています。「イルミネーションすげー!」と叫びながら爆走する男の子がいました。きっとインスタのストーリーか、YOUTUBEのショート動画を撮影していたのでしょう。色んな方にイルミネーションとミュージックストリートを楽しんで頂けて何よりです!この日の出演者は、「くれっしぇんど」さん、「JUGEN」さん、「おとぐらし」さん、「岩田晶&森本優子」さんでした。

JUGEN
「JUGEN」さんも、ESAKAミュージックストリートの常連様です。この日はビーロット江坂、カリーノ江坂の2会場で演奏して下さいました。バイオリンとギターという珍しい組み合わせですが、素晴らしい音色に皆さん足を止めて聴き入っていました。
天気は初日から今日までずっと晴れてくれました。バイオリンやギターは湿度が大敵!期間中、雨が降らなくて、本当に良かったです。

くれっしぇんど
「くれっしぇんど」さんは、これまでに何度もESAKAミュージックストリートに出演頂いています。
ビーロット江坂の広場を、元気な明るい歌声でいっぱいにしてくれました!この日初めて歌を聴いたという男の子が、早速ファンになっていたようです。

岩田晶+森本優子
「岩田晶+森本優子」さんは、カリーノ江坂で演奏して頂きました。本当はベースの先生だという岩田さん、今日はギターやボーカルをご担当。森本さんはアコーディオンやフルート、きれいな歌声を聴かせてくれました。曲の解説がとても面白いので、皆さんも次の機会をお見逃しなく!

おとぐらし
「おとぐらし」のお二人は、初日に続いて本日も2ステージ出演して下さいました!会場はビーロット江坂、階段状になっているので聴きやすいですね。この日も18時を過ぎるとあっという間に暗くなりましたが、照明を駆使して何とかステージを照らします。お二人の息ピッタリ、ハモリバッチリな歌声にお客さんもウットリ。演奏終了後に流していたBGMの曲が良いわ~と声を掛けてくれたご婦人がおられましたが、なんとおとぐらしのギターの谷さんの曲だそうです。YOUTUBEで「ちゃぶぐらし」という動画も配信されてますので、要チェック!
おとぐらし 公式Twitter:https://twitter.com/otogurashi

各会場には、キャットミュージックカレッジ専門学校の学生さんたちが、PAの管理・調整に付いてくれています。未来のプロミキサー達は皆礼儀正しく、重い荷物もヒョイヒョイと運びます。機材の準備からラストの撤収まで、何時間も外での作業を頑張ってくれました。

■11月18日(金)

圧倒的歌唱力が江坂の街に響き渡る!
当日は、奇跡の晴れ模様。5日間のイベントで雨降らず。こんなことってあるんですね(笑)

大槻ゆい
全国放送のTVカラオケグランプリで全国1万人の頂点に立った「大槻ゆい」。圧倒的歌唱力で、皆が知るカバー曲から、オリジナル曲まで存在感を見せつけてくれました。美空ひばり「愛燦燦(あいさんさん)」で年配者が立ち止まる姿が印象的でした。
大槻ゆい 公式Twitter:https://twitter.com/songlove0831


Chululu
アイルランド民謡をベースとする「Chululu(シュルル)」ステップを踏みたくなるようなアイリッシュチューンから沈む夕日を想わすバラードまで、どこからかバグパイプの音色が聞こえてきそうなサウンドは、この日の江坂の街にとてもマッチしていました。
Chululu 公式HP:https://chululu.jimdofree.com

キサクモトフサ 真木毅 duo
「キサクモトフサ 真木毅 duo」軽快なジャズナンバーから哀愁感じさせるスタンダードナンバーまで、まるで江坂の街がニューオーリンズを感じさせるような、これぞミュージックストリートを演出してくれました。
キサクモトフサ 真木毅 duo YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=LeHDbIjT4bo

正垣雄治
5日間を締めくくる大トリは「正垣雄治」。彼の特徴でもある「ループサウンド」は、即興でフレーズを録音し、音を重ね合わせ、最後にはフルバンドの厚みでサウンドを奏でる特殊な技法。技量・インパクト共に最後にふさわしい演奏を届けてくれました。
正垣雄治 公式HP:https://www.masagakiyuji.com

■事故もなく無事イベントを終えることができました。
出演者の皆さま、演奏を聴き入ってくださった観覧者の皆さま、コロナ感染症対策と会場での見守り、安全確保などのご案内など全ての準備をしていただいた江坂企業協議会の同志の皆さま、そして何よりこのイベントを受け入れていただいた江坂の街の皆さま。本当にありがとうございました!


[主催]江坂企業協議会
[協力]
江坂企業協議会 催事委員会
(株)大日電子
大阪創都学園
サニーストンホテル
東急REIホテル
三菱UFJ銀行
オフィスHANEDA
TBSjapan (株)
ハートランド江坂ビル
アームジョブユナイテッド(株)
グリーンホスピタルサプライ(株)
(株)アン・ディ・フロイデ
三功(株)
[後援]
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